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「お客様にとって安心・安全なものをご提供する、その心遣いをタオル作りに散りばめています。」渡辺パイル織物株式会社は、代表取締役社長の渡邊利雄さん(右)と奥様の取締役・千歳さん(左)の二人三脚。

“織れる”のがタオル屋。

渡辺パイル織物の始まりは1963年(昭和38年)。現在、社長を務める渡邊利雄さんの父・信雄さんが創業したそうですが、もともとの出発点はそれよりも古く、親戚のタオル作りを手伝っていたものを、初代が独立して会社を設立しました。今ではタオル以外にも用いられることの多い「パイル地」は、一般的にも知られるようになった言葉ですが、その当時から社名に使っているのは非常に珍しかったようです。タオル生地の可能性を追求し続ける、渡邊家らしい職人気質の現れのような社名だと、利雄さんは振り返ります。

糸の買い付けから織り、その他全工程を指示・チェックするのは社長である渡辺さんの役目。

創業当時から使われている織機は今も現役で動き続けている。

「初代はひたすらタオル作り一筋で、タオルケット等が大ブームとなり、どのメーカーもそれを作っていた1970年頃もこれに全く見向きもしませんでした。」その父親が早くに亡くなり、大学を卒業した直後の1982年(昭和57年)から利雄さんが家業を引き継ぐことに。その際、まず取り組んだのはタオルを自らが織れるようになるということでした。
「タオル屋として会社経営の能力だけではなく、タオルを織れることが必要だと考え、職業訓練校に通い機織を学びました。これで何に問題があるのか、といったことも分かりますしね。」

タオルテキスタイルメーカー。

今治タオルブランドのロゴに並ぶ渡辺パイル織機のロゴ。自社の“品格”の証。

渡邊さんのポリシーは「タオルだけでなく、パイル織機で作るテキスタイルメーカーであること」。それは、社長になってからドイツやパリの展示会で目の当たりにした“テキスタイルの可能性”に衝撃を受けたことがきかっけでした。
「ベッドカバーやマットなど家の中のありとあらゆるものがテキスタイルで作れます。できないものは無いんじゃないかと思うくらい。だからもともとはタオルを織るためのパイル織機ですが、これで様々なテキスタイルを織れば、様々なものに使ってもらえると直感的に思ったのです。」
こだわりの原料や織り方によって創り出される渡辺パイル織物の“テキスタイル”は、海外のファッションデザイナーが集う展示会などへも出展されており、現在では、テキスタイルメーカーとしても注目を集めつつあります。

24時間365日、タオルを想う日々。

たくさんの人々が関わり、一枚一枚が丁寧に仕上げられるタオル。

渡邊さんの社長業は多忙を極めます。糸の買い付け・糸作りから織機掛け、その他加工、出荷指示までと現場での全ての工程を指示。さらに全国にある取引先との商談も一人でこなしています。それほどまでの情熱を傾ける仕事ぶりは、誰もが思わず「職人」と呼びたくなるような徹底ぶり。
「テキスタイルだけでなく、もちろん商品としてのタオル作りにも心血を注いでいます。原料はオーガニックや枯葉剤を使っていない綿が多いですね。その他、オゾン漂白を採用したり、人にやさしい加工にこだわることで、お客様に安心・安全なものをご提供していきたいです。今治というブランド名におごることなく、自社の品格を大切にしていきたいですし、それがお客様に対する心遣いだと思っています。だからこれらのこだわりを敢えて大きくアピールはしてきませんでした。お客様を大切にすることはごく普通のことですからね。」

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