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「“モノ”と“ものがたり”が一緒になったのが『eco moco』ブランドです。」商品のデザイン等を手がける株式会社ファイブ・代表取締役の加藤五月さん(左)と、森商事株式会社・専務取締役の桜田茂さん(右)は長年のパートナー。

東京の加藤さんのオフィスは、カラフルな色が溢れる、ショールーム&アンテナショップも兼ねる。

今治タオルの作り手として、最高の肌触りにこだわりたいと話す桜田さん。

楽しいことしかしたくない。

今治のタオルメーカー・森商事の専務である桜田さんと、東京にオフィスを構えるデザイナーの加藤さんが、タッグを組んでタオル作りをスタートしたのは2004年のこと。桜田さんが前職時代から仕事上の知り合いであった加藤さんと「楽しいことしかしたくない」と、お互いに意気投合したのがそのきっかけだったそうです。

「現在の弊社社長は、他のタオルメーカーに勤めていて、1972年(昭和47年)に独立しましたが、それからずっと今のような特徴のあるアイテムばかりを作っていたわけではありません。」
と話していただいたのは森商事の桜田さん。以前生産していた商品は、東北地方向けの厚手で大判バスタオルであったり、あるいは商社からの発注による有名ブランドのライセンス商品など。こういった類の仕事はだんだんと生産コストが安価な中国へと移っていき、森商事だけではなく、今治タオル業界全体として生き残りのため、新たな方向性の模索に迫られました。

「eco moco」のロゴとともに、「100%心から…」という思いを表現。

「そんな中、伸縮性に優れ、混紡率が低くてもその特性を失わずに様々な繊維との組合せが可能な『スパンデックス』と呼ばれるポリウレタンの弾性繊維を、ある一定の間隔でタオルのタテ糸とヨコ糸に入れたタオル生地を開発しました。」
この生地こそが、おふたりの仲を取り持つこととなり、それがユニークなタオルブランド「eco moco」誕生に至ったのです。

カラフルでユニーク、「eco moco」ブランド。

ブランド名を知らなくても“モコモコ”という言葉がすぐ浮かぶような生地のテクスチャー。

「2人で始めた“おもしろいこと”は、『eco moco』ブランドで形作られました。生地はご覧の通りスパンデックスを織り込むことでモコモコになり、さらにここに溢れるような色をまとわせる。それもスタートから30色です。なぜこんな多くの色を揃えたのかと言えば、色の豊富さによって、多くの定番を作り出したかったからで、ある展示会には寒色系だけ、ある取引先の商談では暖色系だけを見せたり、時にはナチュラルで時にはシックで、とたくさんの表情を作りたかった。」
商品の企画・デザインを行う加藤さんは、多色展開の意図をこう話してくれました。その後、色だけでなく、アイテムの多さもこのブランドの特徴に。お客さんの声やちょっとした自分たちの経験から生まれるアイデアは、タオルだけでなく、ベビーグッズやファッション、ファブリック等、どんどんと広がりを見せていきました。

最高の「モノ」と「ものがたり」を届けたい。

現在、「eco moco」を含めて4つのブランドがありますが、それぞれ全てに共通して大切にしていることがあります。
「僕はとにかくメーカーとして肌触りのよい“モノ”を求めます。そして加藤さんは、それらの“ものがたり”を大事にします。このふたつが揃うのが僕たちのブランドなんです。」
桜田さんがこだわり抜いた原材料や製法が織り成す“モノ”には、加藤さんがひとつひとつ作った、小さな“ものがたり”があります。例えばターコイズブルーをしたタオルのタグにしたためられた物語はこんなふう。
「ターコイズ・アイズ。海のように深くて輝いた目をした貴方にまた逢いたい。」
手に取った人がその肌触りににっこりし、さらにこの言葉を読んで思わずまたにっこりとしそうなもの…。桜田さんと加藤さんが一緒に作るのは、単なるタオルではなく、“ものがたりのあるモノ”なのです。

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